小売業の品管
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kumamusiです。 某小売業で、品質管理をやってます。 コメント、リンク歓迎です。

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既知の微生物を含む試験品

試験を行う場合、ブランク試験を行うよう指示または推奨されています。
しかし、いろんな食品を一度に試験すると<300なんてのは当たり前に出てくるので、実はその必要性はあまり感じていません。どちらかと言うと、生えるはずのものが生えてこない、あるいは数が違ってるかもしれないというほうが気になります。
他の施設で一人で20年近く検査をやっていた検査担当に、同じ検液を10回繰り返し試験してもらって2σを求めたら、生菌数が3乗から6乗の範囲でばらつくという結果が出た事がありました。一人で何年もやってるとこんな事もありなんでしょう。
スタンダードとなるものがなかった頃、ISO 17025を取得した試験所の方から、農産品の粉体を用いてコントロールとし、結果のZスコアが3を超えたら、そのとき行った試験結果を検討すると聞きました。粉体だと、同じロットでは菌数はかなり一定だそうです。しかし・・・・当方では適当な菌数の粉体が手に入らない・・・・粉も結構きれいです。
ドライイーストやヨーグルトなども考えましたが、手間や均一性を考えるとなかなか困難が伴います。……・このとき試したM社の琴欧州ヨーグルトは、ロットが異なっても菌数が安定していて、内部での技能試験やトレーニングに活用させてもらっています。
後に栄研から枯草菌芽胞液が発売されました。これはすごいっ!!と思いましたが、値段が高い。小分けにして使っているところもありますが・・・
一度、小分けにしてやってみたら、やり方が悪かったのか、ばらつきが大きくて駄目。ゲル化剤でうまく分散させたら安定しましたが、これもなかなか面倒。
で、思いついたのがバイオロジカルインジケーター。Bacillus stearothermophilusを使っているものが多かったのですが、これは50℃以上48時間以上の培養が必要なので、通常に使えるものはないかと探したら、ありました。米国NAMSA社の放射線滅菌用のインジケーターです。菌数が安定していることでは評価の高いメーカーで、Bacillus pumilusを使用しており、これなら24時間で判定できます。

インジケーター


これ1枚に、希釈水を90ml加え、跡形がなくなるまでホモジナイズし、検液とします。そして、通常の検体を20検体試験するごとに1回使用しています。下が実際に使用した同一ロットのインジケーターのヒストグラムです。


ヒストグラム


大きく外れているのは、新人さんの作業でしょう。通常ホモジナイズの作業を1回以上失敗しないと体で覚えてくれないようです。全平均を回収率100%とすると、結果の半分は「精度管理の一般ガイドライン」の回収率70~120%に収まってくれるので、今のところ上出来かなと判断しています…・・そもそも、本来の使い方ではないし……腕が悪いのか、インジケーターの菌数のばらつきなのか…・??
もっと使いやすく、価格の安い標準品が出るまでは、これで管理しようと考えています。直近10回の数値で比較し2σを超えたら試験結果を検討しています。
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