小売業の品管
昔あったこと、いまやってること、その他どうでもいいようなことを・・・・・

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kumamusiです。 某小売業で、品質管理をやってます。 コメント、リンク歓迎です。

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中国に行ってきました

今回は、どーでもいいような話で…・
長男と共に、次男の住む中国に行ってきました。

民以何食為天

しかし、この本の日本語訳が発売されてしまいました。これでまた中国産食品の安全性の問い合わせが増えそう…・

到着したら、いつもの中国です。浦東空港では前回来た時にはなかった新しいターミナルビルとでかいホテルが建設中…・

今回不参加の娘から、懐中時計を頼まれたので探しましたが、まともなところで売っているのは外国製ばかりで、値段も日本と変わりない…・
で、次男が連れて行ってくれたのがおなじみパチモン屋。表通りで堂々と営業していたところは摘発されて消滅してしまったそうですが、ちょっと裏通りに行くとまだまだ健在でした。一年ほど前までは、程度の悪い物は数日、まともな(?)ものでも数ヶ月で動かなくなり、見た目も“おやっ?”と思えるような物でしたが、最近は、ムーブメントも日本製や中国で生産している外資の物が使われているようで、壊れなくなったとの事。「コノトケイ ナカミニホンノダカラコワレナイヨ」などと売ってくるそうです。
見た目も素人にはわからない…・・

スピマス表

オメガのスピマスです…・ガラスもエンプラで出来ているところが泣かせる…

スピマス裏

裏も…・なんだか、中国はエネルギーを使う方向を間違えていると思う…
昔はOMEGとかRALEXとか可愛げがあったんだが…・
で、こんなのには興味はなく、中華風の懐中時計を探しましたが、唯一あったのがこれ…・中国製であることを強く主張しています。多分これ自体、パチモンです。

懐中時計

ジョークグッズとして使わないと、人格を疑われそう…・娘には、やはり「いらねーよ!こんなの!」と拒否されてしまった…・・(^_^;)

今回、スーパーやレストランで目に付いたのが緑色食品マークと質量保証マークですが上記の時計と同様らしく、8割くらいは信用できるという人もいたりして…・・

緑色食品

緑色食品マークです。

品質保証

こちらは品質保証マーク。

今回のお土産は…・時計の他に魔法瓶でした。中国茶を入れるにはやっぱりこれでしょう。デュワー瓶代わりに使える優れものです。恐るべし中国のローテク…・・

魔法瓶

日本国籍の中国人太太が大喜びしてました…・

帰国後、初めて中国を訪れた長男の感想は、猛スピードで走ってくる車をすり抜けての道路の横断、わがもの顔で歩道を走る電動自転車、客引き、物乞い、食品の味、臭い全てダメと、拒絶反応を示してしまいました。カルチャーショックが大きかったか・・・・・
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地震・・・・・

「いつか来るとは思っていたが、今日来るとは知らなかった」というコピーの映画が昔ありました。ミョーに記憶に残ってる・・・・
大地震が来ても、まあその時はその時で、どうにかなるわと思っていましたが、ほっとくわけにもいかなくなり、耐震対策を行なうことになりました。
まあ、1トン以上あるクリーンベンチが突進してきたり、積み重ねてあるインキュベーターが飛んでくるというのもなんだし・・・・
しかし、それを考えて作られた建物でないと、対策はなかなか難しい。壁がパネルで、ここに鎖で固定するわけにもいかない・・・・しかし、「ちょとした事でも、やっとるのとやっとらんのじゃ、えろー違うんよ」と阪神大震災に遭遇した人の話・・・・
とりあえず、試薬棚やロッカーなど、軽い物は両面テープやガムテープで固定。一発目の揺れで中身が飛び出してくれれば、本体の重量はそれほどでもないので十分耐えてくれるか・・・・・
重いインキュベーターやクリーンベンチだと、そう簡単にもいかないので、工事屋さんに来てもらい固定方について相談しました。壁は当てにならないので、床に固定するとなると結構大変なことになりそうです。ガッチリ固定するとなると、機器の買い替えや増設、移動、修理のたびに苦労しそう・・・・また、結構なお値段になるので年度の予算で計上しないと・・・・というわけで、直接床に機器を固定するのはやめて、床にアンカーを打ってアイボルトを植え、そこにラッシングベルトで固定することにしました。これだと機器の位置が変わってもアンカーを打ちなおすだけで済むし、40本ほど打ってもらって5万円ほどとの事。
ラッシングベルトは・・・・しかし、これがまた意外と高価でした。これも年度予算かと思いながら色々と探していると、タイトロンなるベルトを発見。これなら安い。

なんだかんだでようやく固定終了。

アイボルト

アイボルトです。

インキュベーター

ベルト1本で2トンまで耐えられるとの事なので、あまり強く締めるとインキュベーターが変形しそう・・・・・
これで重量物の固定は完了。

しかし、本当にデカい地震が来たら、インキュベーターから培養している物がいきなり飛び出てくるだろうな~~・・・いきなり増菌培地を浴びるなんてのは避けたいな~~こんな時の殺菌には引火の恐れがあるからエタノールぶちまくわけには行かないし、やっぱり塩素か・・・・・しかし、普通に使うならいいけど、「混ぜるな危険!」状態になるとまずいか・・・クレゾールはあの臭いが妙な達成感を感じさせてくれるけど、濃度を間違えると凶器になるだろうし・・・・・過酢酸もあるけど後が大変・・・・テゴーでも用意しておこうか・・・・
ついでに、こんな時には水も止まっているだろうから、希釈用の水をペットボトルに入れ準備しておこう・・・・・



噴出!

実は噴出事故は結構経験しますが、数年ほど前、ZL2PGJさんの食品工業の失敗学にあるような焼肉のタレのようなもので(こちらは、粘度の高いソースでした)噴出事故を経験し、改善策が再度クレームにつながった事を経験したことがあります。

プルタブの内蓋を開けると、シャンペンみたいに噴出して天井まで届いたとのクレームが数件・・・
現物を検鏡してみると、グラム陽性桿菌・・・・乳酸菌でした。
工場へ出かけていってみると、充填機は充填部の上にサージタンクが付いている一般的なものです。85℃以上で充填することになってましたが、温度の確認は、タンクについているバイメタルの温度計・・・・・これを信じてはいけません。校正された温度計とは・・・・3℃も高く表示してるよ・・・・充填し始めは充填部の温度が上がってないし、充填しているうちに、タンク内の温度は80℃以下に下がってるし・・・
ソースの殺菌は85℃で1時間保持するというのをここを含め複数のメーカーで聞きましたから、この条件が標準なんでしょう。
で、工場の皆様方は、温度計・センサーを追加して充填の温度が85℃を下回るとアラームが鳴り充填が止まるようにし、充填前には熱湯を流し機械を暖め、充填を始めた最初の物は温度を実測し、85℃が保持できているか確認するということをやってくれました。これで完璧と思ったら・・・・
再び、噴き出したとのクレームが・・・古いロットだろうと思ったら、対策後の物との事。頭を抱えてしまいました。工場から大量のサンプルを送ってもらい検査しましたが、乳酸菌は死滅している・・・現物は乳酸菌で噴出した物とは物性が違うよ・・・サラサラしてる・・・・
微生物の線は諦め、物性が原因かもと再現実験を繰り返しました。工場から送ってきたものはたちまち開栓しつくしたので、ホームセンターでゴム栓を買ってきて、充填条件でゴム栓をして、実験を繰り返す・・・2週間ほどで再現することができました。充填温度が高くなり、充填後の瓶の中の圧力が低くなった為、開栓の時、瓶の中に吸い込まれる空気の勢いが強くなり、その反動で中の液体が飛び出す・・・なぜだか内燃機関の燃焼の場面が頭に浮かぶ・・・・
一晩静置し、中身がペーストと液体に分離し、細口のビンの肩の部分に空間ができるよう、ちょっと斜めに持って一気に開栓すると・・・・・3メートルほど飛ぶぜ!!ペースト状の部分が吹き飛ぶので、発酵で噴出す物と物性が変わっていたか・・・・これは、広口のビンにすることで解決しました。
これがわかった頃には、ソースに入っているニンニクの臭いが身体に染み付いていた・・・・

さらに昔、噴出事故を起こした別の工場は・・・・漏斗と柄杓で瓶詰めしていた・・・・笑うしかない・・・・



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