小売業の品管
昔あったこと、いまやってること、その他どうでもいいようなことを・・・・・

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kumamusiです。 某小売業で、品質管理をやってます。 コメント、リンク歓迎です。

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t 検定

いや~…・I ハムさんの件は大きいですね。今まで世間を騒がせた商品事故はカスリ傷で済んだんですが、今回は被弾してしまった……とりあえず回収対象商品は無かったものの、報道の直後は「変な味がした」「気分が悪くなって嘔吐感があった」「下痢をした」「めまいがした」なんていうクレームが…・・

というわけで、公定法とペトリフィルムの試験結果に差があるらしいなんてときには t 検定を行なってやります。統計は、訳のわかんない記号が出てきてなかなかとっつきにくいですが、判りやすく解説されているサイトがありました。

ハンバーガー統計学にようこそ!
http://kogolab.jp/elearn/hamburger/index.html

エクセルを使って膨大なデータを分析ツールを使わず、しみじみ検定するのは個人的にはなかなか楽しい・・・・・分析ツールで一発で求めるのとは、達成感が違う…・そういえば学生時代、線形代数を10桁の電卓で徹夜で解いていたような……当時は10桁の電卓も高級品でした・・・・・

まずは、エクセルのツールからアドインから「分析ツール」にチェックを入れておきます。
エクセルメニュー
エクセルアドイン

続いて、データの入力です。入力が終わったら、いつものように値を常用対数に変換します
対数変換

それが済んだら、「ツール」→「分析ツール」から、「 t 検定:一対の標本による平均の検定」をクリックします。
t 検定:一対の標本

出てきたダイアログボックスで、変数を指定します。 α は通常、0.05で十分かなと思います。0.01で差があるとなれば、かなり高度な差があります。
ダイアログボックス

で、OKとやると、下の値が出てきます。
結果

黄色のセルが t の値で、この値の絶対値が水色のセルより大きければ、2つの標本の間に差があると判断します。

この場合は、1つの検体を2つの方法で検査して差があるかといったような、データーに対応がある場合ですが、例えば、賞味期限を延ばすために製法に工夫をしたプロトタイプの商品AとBで、更に検査した数が異なるなんて場合は、分析ツールのダイアログボックスから、「t 検定:等分散を仮定した2標本による検定」を選びます。ダイアログボックスの t 検定にはもう一つありますが、こちらの方が判りやすい・・・・・・・

しかし・・・・・・統計処理が簡単にできる・・・・・・・・いい時代になったもんだ・・・・・・・


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放射温度計

わが社では結構な数の放射温度計を使用しています。放射温度計は、大変便利なものですね。食品に接触することなく温度を測定することができます。しかし、原理を知らないと・・・・・たまに、工場から放射温度計を校正してくれと言われることがあります。そんな事を言ってくるのは今まで話したことがない人だな・・・・・・皆さん室温を測定するのに壁(ピカピカの総ステンです)にでも向けて放射温度計を使用したんかい・・・・・

校正を頼んでくる人には立会いをお願いして、まずステンレスのヤカンに水を少量入れ数十秒沸騰させヤカンの表面に触ってもらいます。「すげー熱いから!ヤケドするから軽く触って!何度くらいあると思う??」と聞くと、通常、判りませんとの返事が返ってきます。まあ、瞬間的にしか触れないので80℃以上あるでしょう。
続いて、放射温度計でヤカン表面の温度を測ってもらうと・・・・わが社のヤカンは安定して40℃程度を表示します。「40℃は、ぬるめの風呂の温度だよね。ピカピカのステンレスだと、裏からバーナーで焙っていてもこんな温度しか表示しないんだよ・・・・・」ほとんどの人はこれで驚きます。
そこから放射温度計の原理と、測定する対象物によって放射率が異なることをお話します。外装のフィルムや包材表面の結露によって放射率が変わってくる、商品を常温に持ってくると結構短時間で表面温度が上がってしまうなどなど・・・・
まあ、普通の有機物ではそんなに温度は狂うことはありませんが、変な使い方をされると困ってしまう・・・・・

しかし、冷凍庫のステンレス製壁面やなんかを測定して、なんかおかしいと思ってくれる人はありがたい。そのように思わない人を焙りだして教育してやらないと・・・・

新天地

さてさて、出向先の検査施設は、日常の管理を行うにはまだ十分な機能を持っている訳ではありませんでした。更に製造現場の検査ですから、迅速さが求められます。
そんなこんなしてると、ブ菌用の酵素基質培地に青緑色のコロニーが・・・・・以前だったらグラム染色、ウサギプラズマの凝集を見てやるところですが、ここでは推定陽性の場合、外注で確認検査を行うことになっていました。顕微鏡はない、エーゼがない、ウサギプラズマがない、試験管がない・・・・・ついでに、バーナーもない・・・
デンカ生研のラテックスはありましたが、平板から直接取って試験しても大丈夫なものか・・・・・食塩入り選択培地から直接釣菌して栄研のラテックスで試験すると、どんな菌でも凝集してしまうし・・・・
最低必要なものをそろえ、色々試して手順を作成し、作業者のトレーニングを行わないと・・・・・まあ、それも楽しいか・・・・



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